歯周病の流れ

いままでご説明してきたとおり、歯周病治療で必要なのは、歯周ポケットを減らして、歯ブラシによって歯垢(プラーク)を減少させることにあります。菜のはな歯科クリニックでは、まず、超音波器具を使って、全体の歯垢・歯石をお取りしながら、歯ブラシの力を向上させることに主眼を置いています。
歯ブラシの技術の向上・お口の中の環境の改善により、ステップが上がっていきます。


ステップ1 超音波器具での汚れ取り(スケーリング)・PMTC・歯ブラシチェック
超音波を使った器具で、歯の表面の汚れや浅いポケットの汚れをとります。
それと同時に、歯垢(プラーク)がどれくらい取れているかチェックしながら、歯ブラシの技術を向上させていきます。
  1. 終了後の目標値
    1. 歯垢(プラーク)のつき具合 全体の30%
    2. 歯周ポケットが大部分が5mm 以下であること
  2. 深いポケット(4~5mm)のなかの細かい部分の歯石除去
    1. 超音波では届かなかったような場所の歯石を取ります。
    2. 炎症を起こしにくくしたり、歯周ポケットを少なくさせる効果があります。
ステップ2 終了後の目標値
歯垢(プラーク)のつき具合 全体の20%
歯周ポケットが5mm 以上の部分の残っている部分が1~2箇所ほどであること

ステップ3 歯周外科による歯石の除去・骨の再生
残念ながら、歯垢(プラーク)をしっかりと落とせているにもかかわらず、かつステップ2で行ったような治療でも回復してこない歯周ポケットがある場合に行います。
歯ぐきを一度開いて、直接目で歯石が見えるようにした状態で歯石を除去したり、骨を再生させるための治療を行います。
ステップ3終了時にはすべての歯周ポケットが問題なく、歯ブラシでコントロールできる状態になることを目指していきます。